「第4次産業革命の到来」といわれて久しいわけですが、産業革命というとイギリスから始まった蒸気機関による産業構造の変革というイメージが強いですよね。
実は今日までに3、4度の産業革命が起こっています。順に蒸気機関による第1次産業革命、電力による第2次産業革命、コンピュータとインターネットによる第3次産業革命、そして昨今の第4次産業革命……
そんな中、ふと「今回の第4次産業革命の中核技術は一体なんだろう?」という疑問を個人的に抱いたため、こちらの記事にまとめてみました。
なかば素人考えのため少々結論に粗さもあるとは思いますが、そのあたりは一個人のアウトプットということで大目に見ていただければ幸いに思います。
第4次産業革命の中核技術、多過ぎる!
第4次産業革命における中核技術とされるものは、以下に挙げるような感じでしょうかね。
- AI(人工知能)
- データ(ビッグデータ)
- IoT(例:スマート家電)
- ロボット(例:工場自動化など)
- ブロックチェーン
- 5G
- DX(「デラックス」じゃない方)
- シェアリングエコノミー
- フィンテック
- 量子コンピュータ
- ドローン
- 宇宙技術
- etc…
…………
ざっくりと挙げてはみましたが、まぁ種類の多いこと多いこと……
技術だけを挙げていけばキリがないように思います。
第4次産業革命の中核技術を「連環法」で導き出す
第4次産業革命の中核技術を「連環法」で導き出す!
……ちょっと何を言っているのかわからないかもしれませんが、どうかお付き合いください。ガッカリはさせませんから!
第1次産業革命の蒸気機関から始まり、第2次産業革命の化石燃料による発電(基本原理は蒸気タービン)、第3次産業革命の電気で駆動するコンピュータと、コンピュータを基盤としたインターネット……
さらにここからつなげていくと、第4次産業革命はコンピュータ上で動作するソフトウェア、そしてソフトウェアによって扱われるデータによる社会変革だと言えそうなのです。
AIやブロックチェーン、シェアリングエコノミーを実現するプラットフォームサービスなどはすべてソフトウェアですし、ソフトウェアによるサービスにおいて膨大なデータはなくてはならない存在です。
ただ、蒸気機関や発電機、コンピュータとは異なりソフトウェアやデータという実体のないものが中核となるのは、どうも不思議な感じがしますね。
ともあれ、これで第4次産業革命の中核技術を明確にすることができたと思います。
まとめ:これからはソフトウェアとデータの時代
これで第4次産業革命の中核技術について明らかになったかといえば、そのように断言はできません。見解ひとつとっても様々ありますからね。
それでもこうして過去の産業革命から現在までたどっていくことで明らかになることがあるのもまた事実でしょう。
最後に本文について一言でまとめて、この記事を終わりにします。
第4次産業革命はソフトウェアとデータによる社会変革だといえる
一言にしてしまえばあっけないですが、こういう簡潔さは物事を把握することを試みる上ではとても重要なことだと思います。
それでは今回は以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。